【レビュー】呪術廻戦 〜呪術廻戦は何が面白いのか〜

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

今回は、呪術廻戦の原作とアニメ放送分まで見たので、

簡単にレビューを書いていこうと思います。

基本的にネタバレははしない方向で、

この作品を知らない方にもわかるように記載していきますので、

よろしければお付き合いください。

(原作コミックスを読んだ内容ベースで書いていきます)

 

作品のこれまでの経歴と詳細

呪術廻戦は、芥見下々氏の作品で週刊少年ジャンプより2018年の14号から連載。

現在では原作コミックスが累計1000万部を突破し、

アニメ放送もされているジャンプの人気作品の一つです。

 

元々は、ジャンプGIGA2017 vol.1から2017 vol.4まで連載されていた東京都立呪術高等専門学校』をベースとして連載されるに至りました。

現在は、原作コミック1〜13巻+0巻が発売されています。

本編と違い0巻は読まれないことが多々あるようですが、

0巻が未読では本編の内容が分からなくなることがあるので0巻は読んでおくことをお勧めします。

 

作品の概要と設定

舞台は現代の日本。

この作品は「呪い」がテーマになっていて、

呪いが具象化した存在である『呪霊』と呪術師との戦いが描かれています。

呪霊」は通常はみることができず、死の淵にたった人間や呪力という呪いの力を扱える特殊な人間だけがみることができる。通常の攻撃方法では倒すことはできず、

呪いの力を使ってのみ倒すことができる存在として描かれています。

 

主人公(虎杖悠仁)は常人離れした身体能力をもっているということ以外

普通の高校1年生として生活していました。

ある日、虎杖悠仁が特急呪物(すごい呪いのこ持った物)を偶然拾い

学校の先輩に預けてしまいます。

その後、預けられた先輩の手により特急呪物の封印が解かれ

特急呪物を奪うために現れた呪霊に襲われてしまいます。

虎杖悠仁は状況を打開するため、

特急呪物を体内に取り込むことで呪霊を倒しますが

呪術師しに捕らえられ呪物を宿す危険な者として死刑を宣告されることになります。

しかし、特級呪術師の五条悟によりある提案がされます。

それは、いますぐ刑を執行するか、特急呪物を全て集め取り込んだ上で死刑にされるかというものでした。

虎杖悠仁は、迷いの末全ての特急呪物を全て集めることを選択。

仲間と共に特急呪物を集めていくというのがこの作品の主な流れになります。

 

呪霊に負けても死、苦難の末目的を達成することができても死

死ぬことを定められてしまった主人公の物語。

ダークな世界観が好きな方にぜひお勧めしたい一作です!!

 

 

作品の魅力

この作品の面白さは、物語の展開の速さだと思います。

内容が薄かったり、手抜きという意味では決してありません。

通常の作品であればじっくり掘り下げ、

肉付けした上で話を展開していくような内容(主人公の苦悩など)を

この作品ではなんと1ページにも満たないコマ数、2、3コマで済ませてしまいます。

それ故にダラダラとした描写や余計な日常シーンなど一切なく、

飽きずに読み続けることができます。

読んでいると自分のペースで読み進めているはずが

いつの間にか物語自身に読むペースすら支配され読まされているような錯覚に陥りました。

 

問題点があるとすれば、展開が早く重要な部分でもサラッと流してしまうが故、

キャラクターに愛着が持てない節があるところですね。

 

ただ、アニメではサラッと描かれていたところも掘り下げて丁寧に作られているので、

キャラクターの心情や背景などわかりやすくなっています。

物語をしっかりと楽しみたいのであれば原作を読みつつアニメを見る。

というのが一番なのかもしれません。

 

 

ネットの意見

肯定派

・暗めの作品であるにかかわらず暗さを感じさせないよう笑いがありバランスが取れている

・主人公は不幸が重なっているにも関わらずくじけず進んでいく姿に共感が持てる

・想像の斜めをいく展開が多く見ていて面白い

否定派

・主人公の最初の決意をする場面が軽すぎていまいち納得できない

・主人公の感情が希薄すぎて主人公にイマイチ感情移入できない

・色々過程が飛ばされすぎていて理解できない

 

どちらかというと私は肯定派なので、

否定派の意見について色々見てみました。

否定的な意見の多くは前述しているように展開が速いこと、数コマで話を終わらせてしまっていることでイマイチ作品になじめない方がいるようですね。

展開の速さこそがこの作品を面白くさせる要素であるのと同時に弱点でもある難しいところですね。

そこに関しては、受け取り側の尺度なので仕方ありません。

 

 

 

なななの感想

呪いがテーマということで作品全体を通して暗めに描かれていますが、

所々クスッと笑えるようなところが散りばめられ少年漫画らしい明るさもあり

なかなかにバランスの取れている作品であると思います。

個人的には楽しめた作品です。

まだ未読の方は取り敢えずアニメから見てみると良いのではないかと思います。 

 

 

 

本編はここまでです。

読んでいただきありがとうございます。

 

以降は、PrimeViedo視聴サイト、Kindle購入サイトのリンクになります。

よければ活用してください。

 (画像がリンクになっているので、画像をクリックすることで遷移します。)

 

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